「患者を見守る家族が集う」掲示板
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[7] 生の情報楽しみにしています。 投稿者:大竹 投稿日:2003/04/28(Mon) 00:19  

はじめまして、脳梗塞仲間の掲示板よりこちらに来ました。
自分は昨年末に海外で脳梗塞発症した40の男ですが、極々軽いものだったらしく、左手の指の動きが少々にぶい程度ですみました。
とは言え、1、2ヶ月位は落ち込みましたが......

これから、介護の世界へ飛び込もうとヘルパー資格取得中ですので
介護利用者さんの生の声が聞ける(読める?)ことが、はげにみなります。 今後ともよろしくお願い致します。



[6] Re[5]: 病院の選び方の患者としての経験です 投稿者:あいさつや 投稿日:2003/04/16(Wed) 10:45  

 てつさん、お忙しいところ貴重な書き込みを戴きましてありがとうございます。
あいさつやと申します。よろしくお願いします。

> 1.病室は静かですか?

> 私のいた病室では、聞きたくも無いテレビを朝から晩まで大きなボリュームでつける人間がいました。私が直接その相手にベットから抗議しましたが、相手の人曰く、「自分がテレビカードを買って皆にテレビの音を聞かせてあげているんだ。皆の暇つぶしをしてあげているんだ。」と言うんです。

> 談話室は、朝の8時から夜9時の消灯まで、まるでコンサート会場の様でした。又、我々の病室の中にまでその大音響が響いて来ました。


 こういう病院に身内の者を平気でずっと入院させておける家族を持つ人(患者)ですから、その方自身もいろいろとあるのかもしれませんね。
 私が経験した病院は静かではあったので、意識しませんでしたが、病院スタッフの心配りの程度を測る基準として、確かに有効なチェック事項となりそうですね。


> 2.痴呆症の身内の人の腕に無数の点滴針の跡が有り、腕が青くなっていませんか?やたらと点滴する病院ではないですか?


 正確な医療サービスが提供されているかを測る基準として、投薬量の多さはしばしば言われることですよね。こちらの事例は極端なものかもしれませんが、点滴針の跡の方が素人でも客観的にチェックができて確かに判断し易そうです。


> 3.看護婦さんがやたらとうるさくないですか?
> しかし、これは看護婦さんが悪いんじゃあないんです。病院の経営が不当利益だけを追求している為に、看護婦さんに異常な忙しさを強いているのです。その結果、看護婦さんがヒステリックになっているんです。


 確かに怒鳴り声やそれに近い位の大声を出すスタッフは良い病院にはいかなったように思います。逆に、悪い病院では、大きな声を出すスタッフにしばしば巡り会いました。あと、とにかく笑顔を見せない人がほとんどですよね。
 ただ、私が経験した病院について言えば、病院内の風土(雰囲気)を作り出しているのは、医師よりも看護スタッフであると思われました。
看護師を募集していない病院が無い程に看護師の職は常に求人状況にありますので、病院の方針に自分が合わなければ、職場を変えられる方が多いのはと思います。そのため、経営者を兼ねている医師にしてみれば、看護師さんに辞められたら困るので、気をつかっている(つまり、十分に指導できない)ように見受けられるのです。結果、提供される医療サービスは、看護師さん達が楽をできるようなレベルに留まり、志ある善良な看護師さん(所謂”良貨”)は、楽を選ぶ看護師さん達(”悪貨”)に駆逐され、非人道的な医療サービスが根付いていくという印象です。


>
> 4.同病室では退院する人がいない?
> わたしのいた病室の人で、家族がやはりその病院に不信感を持ち、一時的な帰宅許可を受けた際に、そのままもう戻らないで別の病院へ移っていました。


 当家の場合も、外泊からそのまま退院し、その後、他へ転院しましたので、同じパターンですね。
ただ、私はバカ正直に入院早々に転院を申し出、その後転院先の空きを待っていられないと判断するや、退院の意向を病院側に伝えました。
 病状などを理由にして転院も退院も許可がもしも出なかったり、そこでの入院期間がもしも延びたりしていたら、嫌がらせ等を受けた可能性もあったかもしれず、てつさんの書き込みを読んで今思えば、交渉方法としては、極めて下手であったと反省しています。
 相談交渉したSWさんと医師が理解ある方で運が良かったと言えるでしょう。
 万が一、またこういう機会があってしまった時には、「週末、親族が集まるので、一時外泊させて下さい。」等と言って、病院から救出することにしようと思います。


> 私はジョギングできる様になりましたが、私の左足をコントロールしていた脳細胞は死滅して、今は別の脳が代わりに左足の歩き方や走り方を覚えています。
> でも完全とまではいかなくとも、かなりの回復を期待してこれからもリハビリを行うつもりです。


 てつさんの場合は、もともとの体力があったことと年齢的にも体力の衰える速度が遅かったことからかなりの量をこなせたと言えるのではないでしょうか。
 また、ご自身で身体の状況を適切に分析、調査、判断されている(それをするだけの能力レベルが残っている←大変失礼な表現となってしまっておりますが、ご了承下さい。)のは、うらやましく思います。

 末筆ながら、春が来て冬場の温度差の心配はもうなくなりましたが、これからは、冷房の効いた室内と外との温度差やリハビリや入浴後等、汗をかいた後の水分補給にも注意され、お身体ご自愛下さいますようお祈り申し上げます。

追伸:いぶきさんの掲示板へてつさんが書き込まれていたことに対する返信も、かかせて戴きました。ご一読戴けましたら幸いです。

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[5] 病院の選び方の患者としての経験です 投稿者:てつ 投稿日:2003/04/14(Mon) 20:05  

悪い病院についての追加を、脳梗塞で入院した患者の立場からお知らせします。
私は二年前の43歳の時に単身赴任先で意識を失い倒れました。その時の内容からお話しします。

仕事中に今まで味わった事の無い気分の悪い目まい(貧血とは全く異なった)を感じ、又、体を制御できない症状が数度有りました。
そこで、たまたまアパートのすぐ近くに有った脳神経の専門病院へ行きCTスキャンを撮りましたが原因が判らず、医者から、「次回MRIで詳しく調べましょう。」と言われました。
しかしその予約日が来る前に、又同じ目まいと体が制御できない症状に襲われ、これは危ないと思い、再度その病院へ行きましたが、「MRIの予約は来週だから今日は無理です。」と言われ受付窓口で受診拒否されました。
しかたないので、車を運転して少し離れた他の総合病院へ行きましたが、そこでは内科に案内され、何か薬を出しただけでした。そして、その帰りに車を運転中に喉が渇いたので車を停めてジュースを買い、車に乗り込んだ瞬間に意識が薄れていき、そのまま気を失いました。でも、車をそのまま運転していたら人を殺していたか、車での大事故を起していました。それに、私が赴任していた所は雪国でしたが、倒れたのが3月6日で雪も無くなり暖かくなりつつある時期だったのは幸いしました。もし雪が降っていたら、車の中で凍死して誰も数日は気づかなかったことでしょう。私は車の中に倒れ込んでいる所を近所の人に発見されたおかげで助かりました。今はそのお宅にお礼を言いに行く事もできませんが、感謝しています。

その後意識が戻ったのは、単身赴任先に駆けつけて来た妻や母や息子達の呼びかけで目が覚めました。しかし、体は左半身麻痺していて視力はほとんど無く、ぼやけた感じでした。その時初めて知ったのですが、私が救急車で運ばれたのは受診拒否した病院だったのです。受診拒否される前に再度緊急に見てもらってたら今現在の状態にならなかったのにと非常に悔しいです。

1.病室は静かですか?
私のいた病院では、病室内、並びに、談話室のテレビを信じられないくらいのボリュームでつけていても、看護婦や医師は全くそれに対して改善をしない所でした。
特に私が入院していた病院は脳神経専門の病院なんですよ。一般常識から行くと、病院で静かにするのは小学生にも判る事ですよね。特に我々の様な脳の病気の場合、大部屋であれ個室であれ、病室内は静かにしてもらわないと安静できませんし、病院で逆にストレスが溜まり悪化してしまいます。
私のいた病室では、聞きたくも無いテレビを朝から晩まで大きなボリュームでつける人間がいました。さすがに昼寝している時うるさくてたまらず。私は妻に「個室にして欲しい。」と頼みました。しかし、個室は高いので、妻はテレビをつけている人間の所へ行き、ボリュームを下げる様お願いしました。しかし、ボリュームを僅かに下げるだけでした。数日その状態で我慢しまいたが、さすがに気が狂いそうになり、今度は麻痺した状態の私が直接その相手にベットから抗議しましたが、相手の人曰く、「自分がテレビカードを買って皆にテレビの音を聞かせてあげているんだ。皆の暇つぶしをしてあげているんだ。」と言うんです。
それで話がこじれて左半身麻痺の私と激しい口論となり、医者が我々のところへやっと駆けつけてきて、私をベットに乗せた状態で違う病室に移動しました。
病院自体がそういうことに無頓着でした。又、談話室は、朝の8時から夜9時の消灯まで、まるでコンサート会場の様でした。又、我々の病室の中にまでその大音響が響いて来ました。
私は妻に「気が狂いそうだ。」とこぼしていたら、妻はその談話室へ行き、皆が大音量で見ているテレビを数回バチリと切ったそうです。確かに入院していれば、暇になるのでテレビを見たいと思いますが、あくまで病院は病気を治すところです。テレビを見に行くところではないんです。確かに老人の楽しみかも知れませんが、テレビは受身の物なので、特に老人の痴呆を誘発するものです。脳専門病院でストレスを受けては治るものも治りませんよね。テレビを見たければ、イヤホンを付けて見るように病室でのマナーの項目が有ります。
病院は、テレビカードを患者が買ってくれればそれが利益になりますが、それならば、他の安静が必要な患者の事を考え、マナーを徹底すべきと考えます。
私は6年前に気胸で入院した事がありますが、その時の病院は看護婦さんに対する指導が良く、看護婦さんは患者に対して他の人に迷惑になる事が有れば注意していました。私も一度注意されました。これが本当の病院だと思ってます。退院後地元の人に聞くと、私が入院した病院はものすごく評判が良く、「よくそこに入院できましたね?」と言われたくらいです。

2.痴呆症の身内の人の腕に無数の点滴針の跡が有り、腕が青くなっていませんか?やたらと点滴する病院ではないですか?
私がいた病院は痴呆から脳の病気とう様々な患者がいましたが、消灯寸前に患者全員に点滴針をうちオールナイトで点滴をするんです。ですから、私はこの病院を抜けえるまでに点滴をうたれた両腕の血管は硬直し、コリコリしていました。しかし、症状が違うのに皆一様に点滴をオールナイトで行うなんて異常です。私は後で同じ病気の人間に聞きましたが、点滴は初期の状態では効果的ですが後は薬で十分らしいですね。
確かに私は自宅の有る病院へ転院しましたが、そこでは点滴は1時間程度でした。
悪い病院は点滴でかなりの利益をあげているようです。それにその病院では、オールナイトで点滴をするものですから、寝相が悪くなると点滴の針が外れ、ブザーが鳴り、看護婦さんが走ってきます。そして、寝ている傍から、「もっーー!」と言うのです。私は起きていたけど、それを面と向かって聞くのが嫌で、寝たふりをしていました。

3.看護婦さんがやたらとうるさくないですか?
上記の点滴の為に、痴呆気味の老人などは、夜中に目が覚めても点滴している事を忘れ、針が刺さった状態でトイレへ行き、その途中で点滴の器具を倒してしまう事がしばしば有りました。そして、それに気づいた看護婦は、その老人を怒鳴りつけるのです。それも真夜中に、周りでは他の患者がベットで熟睡しているのに。ですから、日中のテレビの音と夜中の看護婦の怒鳴り声で患者は熟睡できないのです。しかし、これは看護婦さんが悪いんじゃあないんです。病院の経営が不当利益だけを追求している為に、看護婦さんに異常な忙しさを強いているのです。その結果、看護婦さんがヒステリックになっているんです。

4.同病室では退院する人がいない?
わたしのいた病室の人で、家族がやはりその病院に不信感を持ち、一時的な帰宅許可を受けた際に、そのままもう戻らないで別の病院へ移っていました。
痴呆等の人はこういう所に入れられると、まるで生かさず殺さず状態ですよ。何をやっても本人は判らないですから。私は二つの病室にいましたが、3月6日から3月29日の間にまともに退院した人は一人もいませんでした。

上記の様に五体満足な人には簡単に病院に対して抗議出来る内容ですが、我々の様に体が麻痺したものには生き地獄です。苦情を言うと看護婦さんの目が怖いし、言いたくてもはっきりと言えないんです。私はこれでも嫌な事はきっぱりと言う性格です。しかし、この病気になると一人では何も出来ない為、看護婦さんに逆らえません。

私は3月6日にこの悪魔の様な病院へ入院しましたが、リハビリは全く無く左半身麻痺した状態で、ベットに座る事もできませんでした。しかし幸いにも、私の部長の計らいで、3月29日に家族の待つ家の近くの病院へ民間の救急車で関越道を3時間かけて転院する事ができました。着いた瞬間天国にでも着た様な感じでした。
転院先の病院では翌日からリハビリを開始し、トイレに行くのに看護婦さんに付き添ってもらっていたら主治医が、「まだ一人で車椅子に乗れないの?」と言われたので、それ以降は自分一人で車椅子に乗ってトイレへ行っていました。そうしたら、一週間後、今度は「まだ杖を使ってないの?あなたは退院したくないの?」と言われ杖で歩ければ退院できるとのことでしたので、病院のリハビリ時間とは別に、病室で立つ練習をしたり、廊下で杖を使って歩く練習をやったおかげで、4月16日には退院し、5月の連休後には職場に復帰する事ができました。又、退院時に妻がタクシーを呼んでくれたかと思ったら、「バスで帰りなさい。」と言われ、妻はミニバイクで、私は杖を使いながらバスで家の近くのバス停まで行き、それから普通に歩いて10分くらいのところを、何度も休憩しながらやっと家にたどり着きました。この時はもうへとへとでした。家につくなり深い眠りにつきました。
でも、これが後のリハビリに非常に役立ちました。リハビリは多少の山を越えなければリハビリの効果を出せないと言う事です。ですから、無理をし過ぎるのは良くないですが、自分自身を過保護にするのも駄目です。幸いにも私は20年以上ジョギングを毎日やっていましたので、リハビリするのは全く苦になりませんでした。
現在私の後遺症は左目に30%くらいの盲点が有ります。それと左足は当初の杖をついた状態から、いまでは足首から下の神経があまりないというところまで回復しました。あと他にも平衡感覚や方向感覚及び左右の目の焦点が合わない後遺症が有ります。
今思う事は、もしそのままあの悪質な病院に入院していたら、1年以上寝たきりになっていたでしょう。何故なら一度もリハビリの為の訓練も有りませんでしたから。

ちなみに今現在は足の為のリハビリは、毎日の通勤で往復10kmのウォーキングを一年間していました。今は自転車で駅まで通勤しています。目のリハビリは暗中模索状態ですが、色々とやっています。平衡感覚もウォーキングと軽いジョギングそれと布団の上で前転をして立ち上がるという訓練する様にしています。
私を見る人は皆、「あなたは軽いねー。」と口をそろえて言いますが、実際には杖をついて歩く人と全く同じ症状です。歩くというリハビリをやればやるほどそれが自分の体の一部になって戻ってきます。
私はジョギングできる様になりましたが、私の左足をコントロールしていた脳細胞は死滅して、今は別の脳が代わりに左足の歩き方や走り方を覚えています。だから、この二年間で足の指の爪を5枚ほど剥がしたり割ったりしました。又、昨年は足の膝の関節を痛め、二週間身動きできませんでした。外見上は普通の人と変わりませんが、それでもまだまだ完全ではないので、足の至る所にタコができています。
でも完全とまではいかなくとも、かなりの回復を期待してこれからもリハビリを行うつもりです。

以上、身内の方が変な病院で動物の様な扱いを受けない為のアドバイスと私の今までのリハビリを紹介しました。
何か疑問点等が有れば連絡下さい。




[4] こちらこそ、よろしくお願い致します。 投稿者:あいさつや 投稿日:2002/07/08(Mon) 22:04  

 グアルディオラさん、書き込みありがとうございます。
医療、介護サービスの一消費者の経験談、意見ではありますが、なにかお役に立ちましたら幸いです。
 こちらこそ、よろしくお願い致します。

www.aisatsuya.com


[3] 楽しみにしています。 投稿者:グアルディオラ 投稿日:2002/07/08(Mon) 16:56  

私は現役の脳神経外科の病院の事務長をしています。
自分の勤務する病院はどうなのか?など比較しながら読ませていただきますのでよろしくお願いいたします。


[2] 病院の選び方について 投稿者:あいさつや 投稿日:2002/03/24(Sun) 00:48  

 私自身、今まで数院の”悪い”病院に身内の者を入院させてしまうという
大罪を犯してしまった経験を持っています。
今後、これらについては、本編(第二部と第三部)にて紹介する予定ですが、
そこまで書き進めるまで随分と時間がかかってしまいそうです。
そこで先にちょっとだけ、私なりの経験則をここで紹介しておきたいと思います。

いわゆる「悪い病院」では以下のようなことが共通していえるのではないでしょうか。

・看護、介護、リハビリスタッフにわきあいあいと笑顔で楽しそうに
 働いていない人をたびたび見かける。
・(自分の目で判断して)各スタッフの数が明らかに足りていない。
・病室は狭く、不潔で汚い。
・トイレ、水回り施設が十分に手入れ、清掃されていない。
 (全く利用されていないで綺麗な場合もあるので綺麗なだけでは
  判断できないので要注意。)
・面会者と患者との会話や接し方に愛情が感じられないケースをしばしば見かける。
・面会者の数が平日、休日を問わず少ない。
・保険外負担額が異様にかかる。
・やたらと承諾書を書かせる。

 ここには、医師の技量に関する事項はないですが、こればかりは、
受診してみないと分からないことですし、だいたい技量のある
熱い心のある医師が上記を満たすようなところに長期間在職するとは
思えないので、こういったところに平気でいられ続ける類の医師とは
どの程度の人間なのか推測はできるとおもいます。
 私は病院の善し悪しの判断には、医師の評判もそうですが、
それと同じくらいに看護、介護、リハビリスタッフの方(特に各担当長)
に対する評判の方が重要だと思っています。
「悪貨は良貨を駆逐する」という法則が医療機関についても当てはまるのであれば、
医師よりも看護士さんの方が職場を変えやすい(求人情報数からの推測ですが)
状況を考えるとこの判断基準はそれなりにあっているのではと思っています。

 そして、”評判がよい”という言葉を逆説的に私なりに解釈すれば、
いわゆる「よい病院」とは、以下のようなことが言えるのではないでしょうか。

・家族が頻繁にお見舞いに行きたくなるような病院である。
・患者のことをよく考えている善良な家族が集まる(選んだ)病院である。

 要するに、良いところには例え病院といえども多くの人が集まると
言えるのではないでしょうか。

 病院(特に転院先)の選定には、不安がつきものでしょうし、
選定を誤ると患者の今後を左右するのはもちろんのこと、周囲の者にとっても
その後の看病・介護の負荷を大いに重くする事態にもなりかねないので
慎重に対応したいところですね。
 また、時間的な制約も生じますので、できるだけ早い時期から行動を開始して
おいた方が良いことは言うまでもありません。
 そこで、前述を踏まえてアドバイスさせて戴くなら・・・。

1.主治医以外に、現在入院している病院の医療相談室の方にも相談すること。
2.転院先決定の前に候補先の病院を訪問見学すること。
 (候補先の病院の医療相談室宛てに問い合わせれば対応してもらえる筈です。)
 見学の際のチェックポイントは、次のような感じです。
  ・看護、介護、リハビリスタッフがわきあいあいと笑顔で楽しそうに働いているか
  ・各スタッフの数は足りているか
   (たいてい「規定数以上」と返答されるが、自分の目で足りているか判断する)
  ・病室は綺麗で清潔か(できれば広さも)
  ・トイレ、水回り施設は、バリアフリー対応になっているか
   (オムツの使用、排泄等に対するケアのレベルが分かると思います。)
  ・できれば、既に入院している人のご家族に話を聞く
   (大抵”憩スペース”へ行けば、気軽に情報交換できます。)
  ・面会者の数は曜日(平日、休日)を問わず多いか
  ・1ヶ月の総入院費用(総負担額とその内訳)はいくらか

といったところでしょうか。

 以上は、あくまで私のほんのわずかな経験に基づく考えでしかありません。
読み返してみると当たり前の事項ばかりでたいしたことない内容ですが、
何らかのお役に立ちましたら幸いです。

 また、この件については今後のためにも、皆さんのご意見を
是非伺いたく思っております。
ご意見の他、ご質問等もございましたら、この掲示板までお寄せ戴けましたら幸いです。

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[1] ご挨拶 投稿者:あいさつや 投稿日:2002/02/15(Fri) 11:10  

 この度、メールマガジンの創刊に伴い、皆様と意見交換したく思いまして、この掲示板を設置させて戴くことに致しました。
 掲示板の運営経験等ありませんので、うまくいくか正直わかりませんが、おつきあい戴けましたら幸いです。
 よろしくお願い申し上げます。

 尚、メールマガジンの発行は、2月27日ごろより行う予定です。

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